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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】


[969]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/09/11(日) 23:45:35 ID:???

【幻想郷・七月三十一日・早朝】〜月曜日〜



怪我の不安と戦いながらも、いつの間にか寝入っていた松山は、ドタドタと騒がしく戸を開く音で目を覚ました。

松山「う、う〜〜〜ん、ん? シャンハイ、か?」
シャンハイ「あっ、すみません! うるさかったですか……?」

どうやら昨日からのゴタゴタで、迷宮から帰ってきてからろくに整理してなかった手荷物を運んでくれてるらしい。
軽々運べる倉庫の壷と直結している、松山家の押入れに、よいしょよいしょと運搬してくれている。

松山「(俺も……手伝わないと。だけどこの足じゃ……ん?)」

自然な動作で膝を曲げて、起き上がる。 松山はその際、痛みを殆ど感じないことに気付いた。

松山「……立てる? た、立って歩けるぞ!?」

怪我をしてたった一日半でここまでの回復に、松山は驚き喝采をあげる。
歩き回れる喜びが胸を満たし、阿求の招いた医者Bの超絶的な腕前に感嘆と感謝が次から次へと湧いてきた。

松山「(や、やった、よかった! 普段通り歩けるぞっ! これならサッカーの練習だってすぐできるように……!!
    あ……そういえば俺が倒れて動けないこと、チームのみんなに伝わってるのかな?
    その辺、さとりさんがやってくれてそうだが、誰かお見舞いに来るかな? そしたら吃驚させるかな……!?)」

回復がうれしいあまりに、顔をによによっとさせながら……松山はとりあえずシャンハイを手伝いに部屋を出た。



0ch BBS 2007-01-24