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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】
[217]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/05/01(日) 23:41:02 ID:???
この判定に納得のいかないリグルとパルスィは激昂し、今にも噛み付きそうな表情で審判を睨むが……。
反町がそれを何とか宥め賺し、パチュリーの元へと向かう。
イエローカードを受けたパチュリーは……傍目には、反町達にはいつも通りの冷静なように見えた。
そして、実際、パチュリーは大きなショックこそ受けていたものの、冷静さは保っていた。
幻想郷随一の理知的な魔女は、こんな状況でもクールだったのだ。
反町「パチュリーさん、大丈夫ですか?」
パチュリー「……ええ。 それより、悪いわね。
またチャンスメイクを失敗した上、カードを貰ってしまって」
反町「それは……仕方ないですから。 プレイの上でのミスも、審判の判定も……」
パチュリー「そう……。 それで……どうしましょうか?」
反町「(守備のことかな……えっと、相手は……反則を受けたミャウザーがキッカーか)」
反町の慰めの言葉を受け止め、無表情に謝罪の言葉を口にしながら……。
パチュリーは時間が無いとばかりに視線をフリーキックの準備をするミャウザーに向けながら反町に問いかける。
前半既に半分を超えようかという時間帯。まだシュートを1本も撃てていない今。
出来うる事ならば、このフリーキックからの敵の攻撃を防ぎ、もう一度反撃に向かいたい所である。
パチュリー「相手は恐らく……ビクトリーノか烏天狗にパスを送ってくるでしょう」
リグル「? あの一本角の鬼は無いの?」
パチュリー「星熊勇儀にパスしてくれればラッキーよ。 妖精1ならほぼ確実に止めてくれる。
もっとも、その場合はこちらも速攻をとれなくなるけどね。 つまり、私たちが警戒すべきは天狗かビクトリーノかの2択よ」
反町「どちらにパスしてくるか……ですか」
パチュリー「そうね……パスなら、私なら止められると思うわ。 相手がフリーであろうとね」
反町「(つまり問題はパチュリーさんをどっちに向かわせるか、という事だな。
それに、俺とリグルが守備に参加するかどうかも問題と言えば問題か……さて……)」
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0ch BBS 2007-01-24