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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】


[622]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/10(火) 01:18:23 ID:???
そして、ボールを奪った勇儀はといえば……好戦的な笑みを浮かべながら楽しげにそう叫び。
奪ったボールを固定させてから、たっぷりと距離を取ってゴールを見据える。
この光景を見て、幻想郷Jrユースの者達は戦慄し……ウルグアイJrユースの者達は歓喜に沸き。
実況席は興奮し、観客席の者達はざわめきながらこの奇怪な勇儀の行動に首を捻った。

観客「なっ、何をしてんだあいつ?」「もしかして……助走をつけてシュートを撃つつもりか!?」
  「んな馬鹿な!? みすみすフリーで撃たせてなんて……」「いや、あいつの周囲に敵はいねぇ! フリーで撃てるぞ!?」
  「なにィ!?」「それにしてもわざわざあんな事するか……? あれじゃまるでフリーキックだ」

そう、勇儀が取った行動は……正にフリーキックを行うかのようにボールに距離をつけ、ゴールを狙い定める行為だった。
この現実のサッカーでは到底ありえないプレイは……観客達から見れば意味不明のもの。
だが、勇儀を知る者が見れば、これ程に恐ろしい光景というものはない。

永琳「……ガルバン君、見ておきなさい」
ガルバン「(なんだ……? ただのシュート……じゃないのか?)」

ヘルナンデス「…………! な、なんだこの悪寒は……!」
映姫「それを感じる事が出来るという事は……貴方も優秀なキーパーだという証拠です。
   ……彼女のシュートは……限定条件下では、あのレミリアすらも超えるシュート。
   はっきりいって……反町君がいなければ、単独で放てるシュートの中ではトップの威力です」

さとり「………………」
ナポレオン「ふざけてんのかあいつ!? なんだありゃ!」
こいし「まあ、ふざけてるみたいに見えるかもしんないけど……威力見たら別の意味で驚くよ?」
さとり「(ですが、アレを止めなければ……反町君のシュートも止められない……!)」

偵察にやってきた者達が、勇儀のシュートフォームを見てそれぞれ感想を述べる。
勇儀を知らぬ者はそのふざけたシュートの撃ち方に困惑し……。
知る者は、それを訂正し……よく見ておくようにと言い聞かせる。
そして、フィールドでは……。


0ch BBS 2007-01-24