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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】


[293]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 01:02:04 ID:???
カルツ「…ワシの『爪楊枝』はあれだよ。決められた行動を常に取ることで全身に滞り無く指示を飛ばしておるんじゃ。
    それにワシのは隠れた実力をひけらかすパワーアップであって豹変とは言わんよ」

カペロマン「そうだなぁ。豹変って言うんならどっちかって言えば……」

ぽつ……ぽつぽつ……

マーガス「ん、これは通り雨……ってことは、マ、マズイ!!」

フライハイト「おひょひょひょうーーーっ!!ひょうひょおおおーーーーっ!!」

突如謎の部族が謎の儀式の舞を踊るかのように叫び狂うフライハイト。
彼は旧東ドイツにおいて『雨の使者』と呼ばれるほど、雨天時のコンディションが優れた選手だった。
いったい彼にこの空からの水滴がどれほどの恵みを与えているのだろうか。
それを他のドイツメンバーは分からず、分かりたくもなかった。

シュナイダー「そろそろ俺達も別会場に向かうぞ。ニホンとは順調に行けば準決勝で当たる予定だ」

カルツ「…じゃが、ニホンが次に当たるチームはあのディアスがいるアルゼンチン。
    一応アルゼンチンが上がってくることも考慮しておいたほうがいいんでないかい?」

シュナイダー「……アルゼンチンなど――」

フライハイト「ひょうひょうひょおおおおおおおっ!!」

シュナイダー「……もういくぞ。ミューラー、お前、しっかりとその雨男を抑えつけとけ!」

ミューラー「……ふう」

がっしりと大熊のような太い腕に羽交い締めにされながら、フライハイトは徐々に勢いを失っていく雨足を見上げつつ思った。


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0ch BBS 2007-01-24