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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】


[742]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:55:23 ID:???
翼や若林が目立つことを嫌い、何とかして自分が活躍せんと様々な策略を張り巡らしてきた少年時代。
弛まぬ努力と練習を重ね、強豪校の正GKとして恥じぬ実力を身に付けた中学時代。
キャプテン争いに勝利し、見事大会MVPを獲得し栄光の真っ只中にいたjrユース時代。
そして現在。このままいけば森崎は世界一のユースチームのキャプテンとして再び栄光を手に入れられる。
だがそれは果たしてこれまで手に入れてきた、様々な試練や苦難を乗り越えて得てきたものと比べてどうなのだろうか。
翼を初めとする他の選手がここまで強く育ち、立派になったことで自分の価値が少しずつ損なわれてきているのではないか。

森崎「(世界一のGK……世界一のチーム……だけど俺の、俺の存在価値は――)」

ネイ「ちくしょう!キーパーにさえ届けば何とかなりそうだったのにィ!」

トニーニョ「あの皇帝シュナイダーのシュートさえ彼は完璧に止めたんだ。今のは仕方がない…」

最高のディフェンスをした次藤を称え、悔しがるブラジル選手の声が聞こえた。
彼らが恐れているのは自分ではない。次藤だ。森崎ではなく日本全体を恐れてしまっているのだ。

森崎「(違う……何かが違う。俺は主役になるために……主人公になりたくてここまで戦ってきたはずなのに……)」


ピピイイィィィッ!!

放送「ここで前半終了〜〜!なんと日本が2点のリードで前半戦を終えることが出来ました!
   あと35分!後半戦を乗り切った瞬間に全日本が世界一の栄光を手にすることが出来るのです!」

明らかな日本の優勢ムードで前半は終了した。
開催国、ひいては大会優勝候補筆頭のブラジルサポーターたちは
目の前の出来事が信じられないと言わんばかりにどよめいている。
そんな様子を気分良く眺めながら、日本ベンチでは選手たちが後半戦の展望を語っていた。


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0ch BBS 2007-01-24