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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】


[84]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/29(金) 15:32:16 ID:???
ピピイィィィィッ!

放送「ウルグアイのキックオフで試合再開!日本の中盤が一斉にプレスを仕掛けてボールに向かう!」

翼「相手は攻め疲れし始めている!ここで一気に流れをつかむぞ!」

松山「抜かせるか!ぬおおぉぉぉ〜〜っ!!」

三杉「悪いがチーム力の差が少しずつ表れてきたな。ここで決めさせてもらう」

ビクトリーノ「ぬっ…舐めるなぁ!南米の黒豹は傷ついてからが本物なんだよォ!!」

ダ・シルバ「(ビクトリーノが苦しそうだ…こんな時、こんな時俺は何が出来る?
      助けになってやりたい……でも俺にはそこまでのスピードもパワーもない。
      くそぉ…俺も、俺だってビクトリーノの役に立ちたいのに!)」

1年ほど前。一時帰国していたルーベンから特別に指導を受けたとき。
チームの顔であるビクトリーノだけが常に注目の的となることをルーベンは良しとはしなかった。
誰かひとりだけが脚光をあびる。他の連中は全てそいつの引き立て役。
そんな不安定なチームが世界一を狙えるか?とてもそうは思えない。
野心を持て。自分こそが成り代わってチームの中心になれるように努力するんだ。
いいかダ・シルバ。お前は影の存在に収まる器じゃない。俺のようにはなるなよ……

ダ・シルバ「(ルーベンさん。俺には主役だとか脇役だとか小難しいことはわっかんねぇ。馬鹿だから。
      だけど、今あいつが苦しんで、助けを求めているってのは俺にだって分かる。
      みんながみんな主役を目指すことが強さへ繋がるというなら……俺は!!)」

ダ・シルバはドリブルで中央突破を狙うビクトリーノの後ろを走る。
これまで彼の助けとなり影となってきた彼は、さらなる彼の助けとなるために新たな道へと足を進めようとしていた。


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0ch BBS 2007-01-24