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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[862]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/22(日) 17:15:10 ID:???
>Aなんだかんだで一番頼れる翼に渡して逃げきってもらう
森崎「(翼……か)」
南葛SCでも南葛中でも、そしてjrユースにおいても
自分の活躍の機会をなんども奪う内なる敵と認識し、
これまで共闘こそすれ、心から信頼の念を抱くことなどまったくなかった相手。
だが、森崎が頑なに彼に心を許さなかったのはそれだけ彼が
自分の主役の座を脅かすほどの実力を持っていることを本能的に察知しており、
ある意味では自分が最もおそれを抱く相手だということを自覚していたからなのかもしれない。
森崎「(だが、俺が変わったようにお前も何かが変わったんだよな。
特別合宿のとき、お前と再会して前ほど嫌悪感を抱けなかったのは……
お前もプロのクラブで色々と苦労を重ねて自分の活躍を第一に考え
チームメイトを蔑ろにしてきたことを反省してくれたんだろうな)」
自分が翼に抱いた悪意の本元。仲間を自分の活躍の道具のようにしか思わない
サッカーをするためだけに作られた心の無いサッカー人形のような翼に、
森崎は怒り行動を起こしたのがそもそもの発端であったはずだ。
だが、ここで森崎は一つの疑問にぶち当たる。いつの頃から翼は身勝手なプレイをするようになったのだろうか、と。
石崎の話によれば、南葛市に転向してくる前は一緒にサッカーをしてくれる友だちに恵まれず
一人で孤独にサッカーボールを蹴り続けていたという少し寂しい時代を過ごしてきていたらしい。
森崎「俺があいつに憎悪を抱いたきっかけ。だが、そのきっかけの元はいつ頃アイツの中に生まれたんだ…?」
普通ならば、引越し先でようやく出来たサッカー仲間を絶対に蔑ろにすることはせずに心から大事にするものだろう。
だが、自分が観てきた大空翼という男は自分の活躍を第一に考え、なおかつ他人の活躍を横取りするような非道な男だった。
そしてそれは彼の周囲に集まってくる様々な人間にも少なからず抱く不思議な違和感だった。
森崎「(俺が幼い頃ずっと尊敬していたはずの若林…だけど、いつのまにか俺はアイツの事を憎んでいて……
いや、違う。翼を憎んだ時と同じように若林にも俺が憎悪を抱くキッカケがあったはずなんだ……)」
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0ch BBS 2007-01-24