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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[900]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:19:27 ID:???
松山「ああ、みんな。ここまでよく頑張ったぜ」
岬「うん」
翼「俺達はこれまで随分長い間遠回りをしてきたと思っている。
互いの主張をぶつけ合う事だけに気を取られ、決して一つになることなど出来ないと思い込んでいた。
だけど……俺達はようやく辿りつけたんだ。全日本ユースという一つのチームに」
森崎「翼…?」
翼「森崎。俺は君のことをずっと認めようとしなかった。
自分が一番チームを引っ張っていくことが出来るんだってずっと思っていた。
だけど……ようやく分かったんだ。どうして君の周りに人が集まっていくのかを。
そしてどうして俺がこれまでキャプテンになれなかったのかを」
森崎「…………」
翼「アカネイアの人たちと戦って理解できたよ。君を変え、そして俺達も変えてくれたこの力……
皆の力を合わせてサッカーをする……俺がずっと忘れていた大事なことを、森崎は思い出させてくれたんだ」
森崎「…俺は何もしちゃいねぇよ。それはお前が勝手に忘れて…そして勝手に思い出しただけのことだ」
よりにもよってあの翼に真正面から感謝の言葉を言われ、森崎は思わず視線をそらして頬を掻く。
翼「うん。そうかもしれない。だけど今日、こんなに澄んだ気持ちでサッカーが出来たのは……
これまでずっと君と衝突してきたおかげなのかもしれないね」
森崎「ふ、ふん。言っておくが俺はまだお前を認めたわけじゃないからな。
ただ今日優勝できたのはたまたま全員の力がひとつの方向に向かっていっただけで…」
翼「ああ。分かってるよ。これからも俺とお前はキャプテンの座を争っていくんだろうね。
でも……今度こそは負けないよ。だって、俺もようやく森崎と同じスタートラインに立てたんだから」
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0ch BBS 2007-01-24