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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】


[907]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/23(月) 22:30:01 ID:???
森崎「願い…?」

ラムカーネ「お前はまだ知らなかったようだから特別に教えてやるよ。
      あの憎き若林によって平凡な能力にされた中山は悩み苦しんだ。
      森崎と一緒に世界の舞台に立ちたいという儚い夢を叶えられなくなったのだと。
      だが……中山は望んだんだ。どんなことをしてでもその夢を叶える力を手に入れたいと」

ガーネフ「平凡な男には平凡な夢がお似合いだとタカをくくっていたが……なかなかどうして素晴らしい欲望の持ち主じゃった。
     偶然にも一時的に強大な力を手に入れた反動によるものじゃろうかのう。
     おとなしく身の丈に合った生き方を選んでいればこんなことにならずに済んだのに…くちおしやくちおしや」

森崎「黙れ!結局は中山をそそのかしたのは貴様らだろ!許せねぇ……!俺はお前らが許せねぇ!!」

ラムカーネ「だとしてもだ。力を望み手に入れる原因を作ったそもそもの原因は……」

鏡から覗き込まれているかのように、自分と同じ姿をした男がまっすぐに指を付き出してくる。

ラムカーネ「森崎有三。お前だ。お前が……お前があのとき無茶な選択をしなければ……!」

森崎「無茶な……選択……」

ラムカーネ「察しが悪いのか?それとも認めたくないのか?
      だったらその身を持って思い出させてやるよ。…中山。今までよく我慢してくれたな」

スッ……スタ、スタ、スタ……

森崎「ぐっ……な、中山……!?」

光を失った、感情の欠片もないどす黒い瞳がこちらを覗き込んでくる。
すると中山は森崎の腕をつかみ、自分の首もとへとゆっくりと持ち上げる。

森崎「! ま、まさか……!!」


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0ch BBS 2007-01-24