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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[917]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/24(火) 22:54:24 ID:???
中山「…………」
中山の目からあふれた涙が森崎の手に落ちる。
氷のように冷たい中山の腕とは比べものにならないほど、その涙は暖かかった。
そして、森崎はそのぬくもりを感じながら、自分の首筋に中山の指をゆっくりと押し当てるのだった。
ドスッ!!
ガクッ!ビシシシ……!
僅かな痛みと大きな充実感に包まれ、森崎は意識を失った。
ガーネフ「…浅ましい奴じゃ。一時の感情に流され、折角の大きな力を失いおった…」
ラムカーネ「どんな動機だろうと、そんなの俺の知ったこっちゃ無い。
だがこれで奴から奪った星の力で中山はかつての素質を取り戻せる。
そしてさらなる強力な闇の力を行使できるようになるはずだ。
こいつも嬉しいだろうよ。自分の犠牲によって
大事な『親友』を大きく成長させることができたんだから」
医務室に森崎と体を寄せ合い、倒れたまま動かない中山の体を持ち上げ、ラムカーネは抑揚のない声で呟く。
ラムカーネ「まぁ……もしも俺がこいつの立場だとしても……いや、そんな憶測は無駄なことか」
ガーネフ「ところで……どうもお前さんに来客があるそうじゃ」
ラムカーネ「なに?」
どかどかと複数の人間が駆け込んでくる慌ただしい足音が響いたと思った瞬間、医務室の扉が勢い良く開け放たれた。
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0ch BBS 2007-01-24