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【弟くんの】キャプテンEDIT31【初陣】


[376]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/05/03(火) 04:03:05 ID:???
>>E.怪我がなかったらか……覚えていろ新田。サッカーは強い者が勝つんじゃないんだ。サッカーは…勝った者が強いんだ!
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その時、大前は不思議な感情を覚えていた。
何かがスッと大前の中に入り込んで、新田の言葉に苛立った心とまじりあって、より純粋な感情へ消化していくような感覚。
それに突き動かされるがままに、大前は口を開いた。

大前「確かに怪我は無かったら結果は違っていたかもしれない。だがな、新田――」

新田「な、なんだよ?」

大前「――サッカーは強いものが勝つんじゃない! 勝ったものだ強いんだっ!」

ビクリ。
大前の上げた声の大きさに、新田は思わず竦み上がる。
大前は構わずに続けた。

大前「……俺が今日見せたプレイは、全てルールの範疇で勝つために実行したものだ。
パワーを活かして接触プレイで相手を吹っ飛ばす。ゴールに向けて全力のシュートを叩きこむ……全て、全てが勝つ為なんだ!
南葛に負けて、森崎に見下された時に俺は気付かされた。強さを証明するのは結果しか無い。
鳴紋中のサッカーが強いと証明するには、ヤツらに勝つしかないとな!」

中山(森崎……やっぱり鳴紋を倒した時にもやったのか、アイツ)

大前「その為に磨いてきたものを俺は今日出し切った。……それに対してお前の言い草はなんだ!?
チームを無得点のまま敗戦に追いやったストライカーが、相手に掛けるセリフがそれなのか!?
負けたのが悔しかったら、相手を罵倒する為なんかにエネルギーを使うな! そんな暇があったら丁寧にアイシングでもしていろ!
恨み辛みは、怪我が治った後の練習に向けろ! それが出来ないんだったら、お前は永遠に叩かれて唸るだけの負け犬だ!」

新田「ぐっ……この――」


0ch BBS 2007-01-24