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【弟くんの】キャプテンEDIT31【初陣】


[784]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/05/07(土) 22:00:05 ID:???
達也(……兄貴。昨日は随分と帰りが遅かったよな)

やす子(Oh……あの二人の間から立ち上るラヴ臭が更に濃くなっているような……。
それに菱野ちゃん、何だか歩き方がぎこちなくない?)

大前の家族である達也と、菱野と近しい同性である飯地監督。
この二人は、おぼろげではあるが昨日の二人に起こったことを察していた。

達也「監督、これって大丈夫なんですかね?」

やす子「うーん、教育者としては問題にするべきなんだろうけど……けどなー。あの二人がここに在籍するのも来月までだし。
まあ、良いんじゃない? 色々と悔しいことはあるけれど。ぐぎぎ」

達也「監督も適当だなあ……」

大前「……監督ー! そろそろ個別練習の時間ですよー!?」

やす子「え? ああ、うん。それじゃ各自、自分なりの課題に取り組むことー! アドバイスが欲しかったら、いつでも声を掛けなさい!」

鳴紋中メンバー「「はいっ!」」

大前「よし、それじゃあ――」

菱野「――はいっ! 張り切ってお手伝いしますわ!」

やす子(まあ、モチベーションが上がっているのは良いことよね。……とりあえず、後で色々釘を刺しとく必要はあるかもだけど。
特に『在学中に出来た』なんてことだけは避けて貰わなくちゃ……)

密かに頭を痛める飯地をよそに、大前らは仲睦まじく練習に取りかかって行くのだった。


0ch BBS 2007-01-24