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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ9


[802]なん雑212:2012/03/30(金) 23:51:40 ID:???

見上「・・・すみません。勘違いしていました」
音無「結構気にしてるので、本人の前では勘違いしてたなんて言わないでくださいね」
見上「わかりました。・・・ところで、試合についてなのですが」
音無「あーっ!そのことを説明しろって社長に言われていたのをすっかり忘れてました!ごめんなさい見上さん!」

音無さんが説明したことには、まだIAリーグまで時間があるらしい。この辺りは私の杞憂であったようだ。
ただ、一つ問題があり代表チームは1プロダクションから決められた数しか出すことが出来ない。
既にその枠は残り1つまで埋まってしまっており・・・最後の枠を賭け、彼女らは試合をすることになっているのだと。

音無「それで、その対戦相手というのが・・・見上さんが見るかもしれなかったBチームなんです」
見上「なるほど・・・。私の監督としての力量を見ようということですね」

私の監督としての力に信を置いているならば、決まったチームの監督を任せるはずだ。
そうしなかったということは、その代表決定戦を通して私の監督としての実力を見ようとしていることに他ならない。
私自身、ただのコーチであり監督としての自信はないのだが・・・。

真「よーっし!どんどんこーいっ!」
響「遠慮せずに打ち込んでくぞー!」
少女「よし・・・っ!私も・・・!」

高木社長の言ったことは真実であったようだ。彼女らは出会ったばかりの私を引きつける魅力があった。
せめて次の試合に勝たせIAリーグという夢を見させたいという願望が僅かながらとはいえ生まれるほどに。
彼女たちの最終的な目標がサッカーでないにせよ、今の彼女たちがサッカーを楽しんでいることは傍目にも明らかだった。
それが私の目に彼女らを一層に輝かしく見せていた。そんな私の感情の動きに気付いているのか、音無さんが微笑む。


0ch BBS 2007-01-24