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【恋色】キャプテンEDIT32【クリアボム】
[193]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/05/11(水) 00:06:12 ID:???
――バゴォォォォン……っ!
のみならず、あくまで試合場らしい雰囲気を出す為のインテリアに過ぎない立て看板が、余勢を駆ったシュートの前に破壊される。
理不尽で摩訶不思議で圧倒的で、何よりもパワフルなゴールシーン。
それが霧雨魔理沙のマスタースパークが齎した結果である。
魔理沙「うっ……しゃあああああっ!!」
ピョロ……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイっ!
魔理沙が天に快哉を叫ぶのに一瞬遅れて、審判が慌てて一度吹きそこないつつも、得点を告げるホイッスルを鳴らす。
呆気に取られて、判定が遅れた。それほどまでに衝撃的な得点劇であった。
実況「ご、ゴール……ゴールです……霧雨恋色マジック、ご、ゴールっ!
キャプテン・魔理沙くんの空恐ろしいほどの破壊力を秘めたシュートに、鳴紋中守備陣は全滅っ!
な、なんという選手でしょうっ!? 一人で奪い、運び、そしてこの破壊力満点のゴールを決めてしまいました!
2−1っ! 霧雨恋色マジック、この殺人的、致命的とも言えるプレイで1点差へ詰め寄りましたァ!!」
大前「や、やられたのか……? あ痛たたた……」
先ほどの交錯で魔理沙に跳ね飛ばされた大前が、痛む身体を摩りながらも身体を起こす。
彼の眼前には、魔理沙のシュートによって壊滅状態に陥った味方たちの姿があった。
魔理沙「ふんっ! 見たかァ! これが真のパワーってヤツだぜっ!」
大前のお株を奪う様な、豪快なパワーによる得点劇。それに対し忸怩たる思いが無いわけでもないが、
大前「! そうだ、怪我人は!? み、みんな無事か!?」
より優先すべき事として、怪我人のチェックに走る。
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0ch BBS 2007-01-24