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【恋色】キャプテンEDIT32【クリアボム】


[794]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/05/20(金) 22:24:26 ID:???
〜試合会場〜

一方その頃、県大会の試合会場では各校をふるいに掛ける一回戦の試合が行われていた。
まず、勝った方が二回戦で鳴紋と戦う一回戦第一試合。

安宅「……退屈だな。一本もシュートが飛んでこないじゃないか」

対戦相手A「ぜえ、ぜえ……」

対戦相手B「ま、毎回毎回全力で引きこもりやがって……」

対戦相手C「浪野中のしているのはアンチフットボールだ! サッカーへの冒涜だ!」

安宅「ふん。そんなことは、せめて俺にセービングさせてから言うべきだな」

ガッチリと守備を固めてまったく相手の攻撃を通さない浪野中。
観客もあくびを噛み殺しながら見守る退屈な試合は、後半終了間際に攻め疲れた相手から1点をもぎ取った浪野の勝利で終わる。

菱野「シュート数21対3、支配率74対26……これでも勝てる辺りが、浪野中の恐ろしさですわね。
もっとも、それで鳴紋中や清栄クラスにも同じことが出来るか、と言えば疑問ですが」

モブ部員A「……俺らはさらっと支配率とか計算できちゃう貴女が恐いです。はい」

モブ部員B(後はこれでおまじないに凝るのをやめて、コーチでもそれなりの成果を出してくれればなあ)

菱野「サイドに動ける選手が一人育って、DFに二人ほど有力な選手がおられるようですが、それ以外は概ね去年と同じですわね」

手元のノートにさらさらとデータを書き連ね、最後に『問題無し』とサインをして締めくくる。
そんな菱野の様子を、随行する部員たちは呆れたような表情で見るばかりであった。
と、そこへ、


0ch BBS 2007-01-24