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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[155]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:20:23 ID:HgSjsMks
B
[156]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:20:25 ID:+PAKFi6A
E
[157]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:21:14 ID:pcrT0z8A
G
(フロント従業員が女性であることを前提に)
じっと目を見て鍵を要求する。
[158]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:33:31 ID:ub46b/bE
E
[159]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 17:54:06 ID:???
> E 「お前はこれから『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
近付く三杉に対してフロントの方が先に声をかけてきた。
これは三杉にとって期待通りの行動である。
フロント「おはようございます、お客様。」
三杉「おはよう、朝早くからご苦労だね。」
フロント「ええ、仕事ですからね。」
省20
[160]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 17:56:14 ID:???
続く言葉の為に、三杉はわざわざここで溜めを作った。
ちょっとした演出がもたらす効果を、彼は理解に修めているからだ。
三杉「そしてホテルマンは、自分の仕事にプライドを持っている事も知っている。」
フロント「・・・恐れ入ります。」
この言葉に相手は仰々しく一礼したのだった。
おそらく彼にとって最も嬉しい言葉の一つに違いなかった。
三杉は心の中でガッツポーズを決めた。
これは舞台で言えば、所謂つかみはOKという状態である。
さあ本題はここからだ。
省23
[161]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 17:57:43 ID:???
三杉「その人物が話していた“ホテルマンの心得”を僕は知っている・・・知りたくは無いかい?」
フロント「なっ・・・!」
フロントは一瞬だけ仰天を表情で表し、そしてすぐに平静を取り戻した・・・少なくとも表面上は。
しかしそれはプロのホテルマンとしての矜持がそれをさせただけであった。
落ち着き払った仕草を保ちながら、フロントは頷いて三杉の言を肯定した。
三杉(フッ、いい反応だな・・・熱心で優秀なホテルマンだという事が判るよ。
省32
[162]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 17:58:51 ID:???
すみません、一旦ここまでとします
[163]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 20:10:05 ID:???
三杉「伝説の人物が口にした“ホテルマンの心得” それは・・・」
フロント「それは・・・?」
三杉「『Noと言わない』ことさ・・・。」
フロント「なっ・・・!」
フロントは絶句した。
彼の想像とは全く異なる答えだったからなのは言うまでも無い。
ホテルマンにとって目指すべき頂点、夢・・・エグゼクティブ・コンシェルジュ。
日本人にしてその地位、いやクオリティ登り詰めた人間の言葉が・・・
フロント(Noと・・・言わないこと、、だと!?)
省11
[164]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/05/20(金) 20:11:40 ID:???
三杉(フッ、人の心はその左目を見れば判る・・・・・何故ならば左目は右脳に直結する器官だからだ。
感情を司(つかさど)る右脳の情報を隠す事は何人(なんぴと)にも出来やしないさ。)
右目は感情の抑圧、左目は感情の解放・・・三杉は医学と心理学が融合した理論で相手を見透かしていた。
そして彼はその動揺にもう一つの振り幅、スカラーを与える。
三杉「では君にお願いがある・・・50X号室の鍵を貸してくれないか?」
省24
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0ch BBS 2007-01-24