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【童帝は】黄金のジノ6【不運と踊る】


[965]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2011/07/11(月) 23:05:39 ID:Ts3hOLQo
A ぜってー諦めねぇ。それが俺の忍道だ!

ブルノ「…………言われなくても、ぜってー諦めねぇ。それが俺の忍道だ!」
ブルノが、目に涙を溜めながら叫んだ。
ジノ「よく言った。」
ジノは、ブルノを正面から見た。
ジノ「………止まっていてはやらないからな。立ち止まっていたら、容赦なく置いていくぞ。」
ブルノ「……吠え面かかしてやるってばよ!」
二人は、どちらかとなく拳をぶつけ合った。

………そこには、実力の差も何も無い、無言の友情があった…………。

別れる時も、再戦の約束をせず、無言で別れた。

いつか。便利な言葉だが………いつかって、いつになるのだろう。

全ては、これから。
もう、翌檜ではいられない。檜に比肩出来るのは、檜だけなのだ…………。

ブルノ「………………」
去っていくジノの後ろ姿に、ブルノは無意識のうちに敬礼をしていた。
………ライバルではない。越えるべき存在………それに対する敬意からだ。
ブルノ「ぜってー諦めねぇ。それが俺の忍道だ!」
ブルノは、気合いを入れると、前を向いた。……もはや……おちゃらけた笊の姿は、どこにも無かった…。

※綺麗なジノが、ブルノを奮い立たせたところで、本日はここまでにします。


0ch BBS 2007-01-24