【巫女は輝き】キャプテン霊夢6【心は燃える】

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[771]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2011/05/28(土) 15:35:50 ID:7ZAyORKo
松山は呆然と立ち尽くしていた。今目の前で起こっている出来事を信じたくない、
という思いの方が強かったのかもしれない。

松山「そ、そんな……」
審判「……さあ、早くベンチの方に戻りなさい」
松山「……はい」

これが外の世界での国際試合ならば、レッドカードを出された選手は
ベンチにすら入れず、ロッカールームで待機しなくてはいけないが、
この幻想郷の大会ではそこまでの厳しい規定はない。

中川「きゃ、キャプテン……」
松山「……皆、すまない。後は頼む……」

本来ならばここでキャプテンとして少しでもチームメイトを鼓舞しなければいけない
場面であるが、さすがにこの状況下で松山にその気力は残っていなかった。
ふらのメンバーも、とぼとぼとベンチに戻って行く松山をただ黙って見つめる。

小田「（あちゃ～……こりゃ終わったかな）」
中川「（リスクは覚悟してたけど、いきなりレッドって……）」
若松「（まあとりあえず適当にパス回すしかないなぁ）」
加藤「（ま、これで負けてもキャプテンが戦犯になってくれそうだしいいか）」

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0ch BBS 2007-01-24