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【皇帝の】キャプテン森崎42【逆襲】
[161]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/06/15(水) 23:29:03.45 ID:tWEw7xqo
ミューラーの師匠「どうしたミューラー。所詮お前はその程度か」
ミューラー「グハー、グハー…!」
たちまちミューラーは傷と血と泥だらけになった。常人なら死んでもおかしくないこの苦行を何度も受けて
大した怪我も無く何度も立ち上がり続けるのは彼らしかったが、そんな彼でも7つのボールを
捕らえる事など全く不可能に見えた。10回以上やって、4つ取れたのが精一杯だった。
ミューラーの師匠「(まあ出来なくて当たり前だがな。こんな荒行、ミューラーが将来ピークに達しても
5つが限界だろう。7つも取れたら最早それは人間ではない。人間はあくまで人間としてしか強くなれん)」
それこそがミューラーの師匠の狙いだった。彼は無理難題を押し付け、それを失敗させる事で
ミューラーを「お前はまだ未熟だ。自惚れるな」と叱り飛ばそうと思っていたのだ。
中途半端に損なわれた自信を修復出来ないまま実戦に挑ませるよりも、
一度完全に自信を粉砕しておいた方が長期的には良い結果を出すと判断して。
ミューラー「(こ、これが俺の未熟さ…俺の限界…!これが俺が乗り越えなければいけない物なんだ!
立て!まだ終わっていない!俺はまだ師匠の思いに報いていない!死んでも良いから成功させるんだ!)」
だがミューラーはこの師匠の意図に気付かなかった。むしろ曲解していた。
彼は師が己を更なる高みへと導こうとしていると思い、必死にその期待に応えようとしていた。
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0ch BBS 2007-01-24