【皇帝の】キャプテン森崎42【逆襲】

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【皇帝の】キャプテン森崎42【逆襲】

[182]2 ◆vD5srW.8hU ：2011/06/24(金) 00:51:16.69 ID:Hiz9ZdGP
ザワザワザワザワ…

観客「サ、サイクロンが…」「今度は決まったと思ったのに…」「ボールを破裂させる？あれって良いのか？」
「道具を使ったんじゃないなら、確かに反則じゃないだろうけど…」「っていうか、破裂させる意味なんてあるのか？」
「どんな強力なシュートも、ボールから空気を抜けばその場でストップ…って言う理屈だろうか」
「サイクロンも無敵って訳じゃないんだな…」「いや、まだ未完成なのかも知れないぞ」

やがて喋りだした観客のざわめきはあまり騒がしい物ではなかった。
誰もが無意識に期待していたのだ。サイクロンが今度こそ決まる事を。
しかし現実としてサイクロンは防がれ、その方法は非現実的にも程がある物だった。

シュナイダー「（…なるほど。奴も日本戦に向ける並々ならぬ意気込みがあったと言う事か）」
カルツ「と、とんでもねぇ切り札を持ってきやがったな…」
フライハイト「（俺は奴を侮っていたのかも知れん）」

森崎「な…なんでわざわざボールを破裂させるんだよ。普通に止めろよ」
日向「野郎ッ…！」
三杉「（拙いな。このままではますます流れが敵の物に…）」
岬「（翼くんがショックを受けたりしていなければいいんだけど…）」
中山「（くそっ！なんとかして前半の内に同点にしたいのに！）」

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