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【皇帝の】キャプテン森崎42【逆襲】


[612]2 ◆vD5srW.8hU :2011/10/15(土) 18:30:21.95 ID:8rsc/rVV
なんとも盛り上がりにくいブラジル対オランダの試合から数時間後、今度はアルゼンチンとイタリアの試合のキックオフが迫っていた。

ドイツメンバー「さて、どっちが勝つのかな」「メンバーだけで見ればイタリアが強そうだが」

ウルグアイメンバー「アルゼンチンにはディアスが居るからなあ…」「奴のデータをしっかり取っておくぞ」

オランダメンバー「俺達は準決勝でこの試合の勝者と戦う事になる」「お手並み拝見って所だな」

この試合はさっきとは違う、決勝トーナメントを有利に戦う為にどちらも1位突破したいに違いない…
そんな思いを込めた視線を直接観戦している観客のみならずテレビ観戦しているライバル達も注いでいる。
それはついさっき予選一位突破を決めたブラジルユースの面々も例外ではない。

ネイ「つまんない試合だったな〜」

ディウセウ「オラああ言う戦い方は好きじゃねえな」

マウリシオ「まあまあ、楽に勝たせてもらったって事で一つ」

選手たちは皆大きなテレビの前に群がり瞬きもしたくないとばかりに目を見開いていた。
ただしコインブラだけは例外で、一番後ろで腕組みをしつつ退屈そうに見ている。
これは何時もの事で、チーム内で孤立している彼にわざわざ絡む者も居なかった。

ゲルティス「コインブラ」

ブラジルメンバー『!!』

コインブラ「…なんだ?」


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