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キャプテンブライト7
[398]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/06/16(木) 00:53:21 ID:6LswtNCI
謙信「…私は喋るのが苦手だ。うまく言えないが。私を守ってくれる人がいる。
その時私は、その人のことを守りたいと思う」
芝村 舞「羨ましいものだ。皮肉じゃないぞ。…私のことを守ってくれる人間は、数少ないだろうから」
謙信「芝村殿から、悪意は感じないが」
芝村 舞「悪意はなくとも、人を傷つける。だから嫌われるのだよ、我が一族は」
謙信「…お察しします」
謙信は軽く頭を下げてから、腰から鞘ごと、カシナートと脇差を引き抜いた。舞の目の前に掲げる。
謙信「芝村殿。これは謹慎中に持つべき物ではないと思う。預かってはくれないだろうか」
芝村 舞「構わないが…そこまで深く考えなくともよいだろう」
謙信「(ふるふる)…数々の配慮、感謝する」
謙信は軽く会釈をした後。先ほどの瀬戸口の敬礼を真似して、慣れない仕草で、敬礼した。
舞も敬礼を返す。こちらはサマになっている。謙信は肯くと、自室へと歩いて行った。
しばらく皆、その後ろ姿に見惚れていた。男だけでなく女たちもだ。
性格なのか品格なのか、気高さなのか気品なのか。人を惹き付けるカリスマ性。
戦場の彼女も、そうだ。特に指揮能力に優れているわけではない。しかし必ず部下がついてくる。
瀬戸口「生真面目すぎだよ、彼女は」
芝村 舞「まったくだ」
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0ch BBS 2007-01-24