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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】


[130]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/29(日) 02:28:52 ID:???
>E.「審判がまともならイタリアが勝つか悪くても引き分けるだろうけどね」っと思わせぶりに言う。
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穣子「ん? 審判が……って、どういう事?」
パチュリー「……ホームタウンディシジョンね」

確かに単純に見れば、イタリアが圧倒的有利であり勝利をつかみ取るようにも見える。
しかし、それはあくまでも単純に見ればであり――。
この試合の背景などを考えれば、そう簡単にイタリアが勝つとは思えないと反町は考えていた。

反町「言ってみれば、特定のチームを審判が贔屓して有利な判定を多くするって事だな。
   フランスは開催国――無様に負けるなんて恥辱は、運営側からしても避けたいだろう」
静葉「なるほどね……つまり、どれだけフランスが押されても審判の判定一つで、
   イタリアのゴールをノーゴールにされたりする可能性があるという事ね」
妹紅「なんだよそれ! サッカーは皆で仲良く正々堂々やるものなのに! 勝ち負けは二の次で正々堂々やらなきゃ意味ないじゃないか!」
パチュリー「(勝ち負けは二の次という発言は見過ごせないけれど……まあ、突っ込むのはやめておきましょうか。 面倒になりそうだし)」

この反町の考えはある者には外のサッカーにはそういった面もあるのかと知識として理解し。
またある者はそのような不正を認める訳にはいかないと激昂をする。
ただ、どのメンバーも通じて理解していた事は、この試合がまだまだわからないものなのだという事であった。

輝夜「まあ幻想郷にも似たようなものはあるけれどね。 各勢力が主催する大会でごにょごにょっと……」
妹紅「輝夜、まさか……!」
輝夜「い、いやいや、私はしてないわよ。 ……してたら竹林カップであんなボロ負けしてないわよ」
ヒューイ「ところで人間はなんでそんな事知ってたの?」
反町「……外の世界で、似たような事を思いつく奴がいたからな」

因みに反町がホームタウンディシジョンについて知っていたのは、かつて彼が所属をしていた東邦学園時代。
まだかの猛虎がぶくぶく肥った豚の時に、
金の力にものを言わせて審判などを買収したりする場面が何度かあり。
そういった事も海外でなら日常茶飯事に起こってもおかしくないのではと考えていたからであった。


0ch BBS 2007-01-24