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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】


[300]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/06/03(金) 23:26:07 ID:???
〜 幻想郷 永遠亭 〜

鈴仙=優曇華院=イナバが反町とてゐの手助けにより、大きく力をつけていた頃。
幻想郷の一角――迷いの竹林に居を構える永遠亭の一室では――。

魔理沙「……ん」
咲夜「……あら、気づいたみたいね」

大会開始直前、川で溺れかけていた所を現地人によって救助され。
博麗霊夢らに付き添われて幻想郷に帰還を果たしていた霧雨魔理沙がようやく意識を取り戻していた。
まだ状況が呑み込めていないのか、混乱した様子で周囲を見回せば……。
自身が床につかされ、その横では相変わらず瀟洒にメイド服を着こなす十六夜咲夜が付き添っているのが確認できる。
しばらく魔理沙はぼうっとしたまま、こちらを見ている咲夜を見返していたのだが……。

魔理沙「……あぁ、なんだ? ここはどこだ……?」
咲夜「永遠亭よ……大丈夫? どこか痛い所とかは無いかしら?」
魔理沙「無ぇよ……で、永遠亭? なんでそんな所にお前がいるんだ」
咲夜「戻ってきたからよ。 私と霊夢と妖夢と……あと、早苗とでね」
魔理沙「………………」
咲夜「ま、霊夢たちは今、席を外しているけれど……」

気絶をする寸前に自分がした事、そして自分が置かれていた状況の事を思い出し。
何故咲夜がここ――幻想郷に、自分と一緒にいるのかと問いかけ……。
これに対して咲夜は素っ気ない風を装いながら、簡潔に割と大人数で魔理沙と共に戻ってきたと返答をする。

咲夜「永遠亭の兎たち曰く、本当に怪我も何も残ってはいないらしいわ。
   とはいえ、本人がどこか痛いとか言うかもと不安ではあったのだけれど……。
   何ともないというのなら、本当に無事なようね。 まったく、悪運だけは強いんだから……」
魔理沙「………………」
咲夜「どうしたの? 私の顔に何かついてる?」
魔理沙「いや……今日はよくしゃべるな、咲夜」
咲夜「そう? 私はいつも通りよ」


0ch BBS 2007-01-24