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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[30]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 21:14:35 ID:???
反町「はぁっ……はぁっ……よかった……何とか勝てたか……」
そして、この勝利を喜んでいたのは、キャプテンの反町もまた同様である。
後半戦だけで3発もオータムドライブを叩き込み、更には何度かほかのプレイをこなしていた彼の体力はすでに限界近く。
肩で息をしながら……しかし、それでも反町は笑みを浮かべてスコアボードを見て笑みを浮かべた。
最後の最後まで、文字通り気の抜けない展開ではあったが……それでも、勝利は勝利である。
反町「(これで勝ち点3だ……。まだ初戦だからほかのチームの動向なんかはまるでわからないけれど……。
ここで勝てたのは、間違いなく大きい。 次のイタリア戦も勝てれば、一層決勝に上がりやすくなるな)」
疲れながらも、瞬時にそう計算をしながら反町は今後の事へと思いをはせる。
しかし、一方で――ウルグアイはといえば、悲痛な表情でスコアボードを見つめていた。
主力がいなくなっていた幻想郷Jrユースは、このグループでは一番戦力の低下が激しいチームと言えた。
つまり、勝ち点を稼ぐにはうってつけのチームなのである。
だが、そのチームを相手して負けた――。
この事実は、決勝トーナメントへと上がるに当たり、ウルグアイにとって大きく不利となる事実であった。
ビクトリーノ「……ちっ。 結局、俺のシュート程度じゃ幻想郷とやらには通用をしないって事か」
反町「………………」
自虐をしつつ、ガシガシと長い髪をかきむしりながらそう呟くのは――ウルグアイキャプテン、ビクトリーノ。
彼もまた、この事実を受けて悲観をしていたのだが……。
いつまでもそうしている暇すらないという事もまた理解しており、表面上はさほどショックを受けていない様子であった。
恐らくは試合終盤に勇儀や萃香に自身の言葉を受け入れられた事で、
今後の試合では今日の試合のようにまとまりのないプレイは起こらないという安堵感もあったのかもしれない。
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0ch BBS 2007-01-24