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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】


[341]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/06/04(土) 23:35:09 ID:???
>★コイントス→ ハートQ =幻想郷ボール★
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コイントスの結果、出た目は表。
反町は迷わずボールを貰い、ヘルナンデスは適当に陣地を得。
2人は再び握手を交わした後、それぞれの陣地へと戻り配置につきはじめるのだが……。

映姫「……ヘルナンデス君」
ヘルナンデス「ん? なんだい、エイキ?」

ギュッ、ギュッ、と両手を強く合わせて伸ばし、気合を込めるヘルナンデスに声をかける映姫。
陽気にヘルナンデスが何か用かと問いかければ……。
映姫は視線を観客席へと向けながら、小さく呟く。

映姫「……私たちがこのイタリアに来た理由、わかりますか?」
ヘルナンデス「? 幻想郷のレベルとやらに、大会参加チームを合わせる為だろう?」
映姫「それもあります……ですが、それだけではありません」

ヘルナンデスが回答をしたように、映姫を初め――各国に送り込まれた派遣選手の役目とは。
そのチームのサッカーのレベルを上げ、幻想郷と戦うにふさわしいものに昇華させるもの。
しかし、イタリアに派遣された3人の選手には……否――四季映姫には、それ以外の役目を負わされていた。

映姫「すぐにわかれとはいいません……ですが、この大会中に、悟ってください。
   何故私たちが送られてきたのか――その真の意味を。
   そして、自分が何をすべきか考えるのです。 それがあなたに出来る、善行ですよ」
ヘルナンデス「………………」

遠い目をして、観客席を見つめる四季映姫。
そこにこの試合を憤りと悲しみを持ちながら見守る若きサッカー戦士がいる事に……彼女は恐らく、気づいていたのだろう。


0ch BBS 2007-01-24