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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[65]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:44:25 ID:???
レミリアの話を聞いた反町は、ならばレミリアの隣にいる少年もまた西ドイツのメンバーなのかと考え。
これにはレミリアも同意し……そして、2人の間を割って入るようにして、その少年は口を開く。
声は低くもないが、しかし、かといって高くもない。
相手を威圧している気はないのだろうが……それでもどこか威厳と、絶対の自信の伴った瞳。
何よりも気高い誇りのようなものを感じる、どこか気品の香りがするようなオーラを纏う少年。
その少年の纏うオーラと、カール=ハインツ=シュナイダーという名を聞いて……。
反町は以前、西尾?……ではなく、カルツに言われた言葉を思い出す。
反町「シュナイダー……もしかして……西……じゃなくて、カルツが言っていた!?」
シュナイダー「カルツが教えていたか……幻想郷ではあいつやシェスターが世話になったな」
反町「い、いや……俺は何もしてないし……」
カール=ハインツ=シュナイダー……西尾?曰く、西ドイツ――。
否、ヨーロッパ中を探しても、間違いなく彼以上の者はいないだろうとされる程の天才的なストライカー。
剛と柔を組み合わせた数多の技と抜群の決定力を持つ、西ドイツの皇帝。
先ほどから感じていた圧倒的な威圧感の正体は、その皇帝によるものなのかと反町が合点がいき……。
言葉を震わせながらも、まじまじとシュナイダーを見返す。
反町「(……シュナイダー、か。 ……なんだかとんでもないところで会っちまったけど……。
見た目や噂以上に、実力の方も凄いんだろうな……少なくとも、レミリアさんと同じくらいには。
そ、それにしてもどうしよう? 何か話した方がいいよな? うーん……)」
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0ch BBS 2007-01-24