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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】


[72]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:42:56 ID:???
シュナイダー「だが……俺もこのまま手を拱いているつもりはない。 大会中にお前に追いつき……追い越す。
       それを試合で証明してやる」
反町「大会中に急成長なんで無理だぜ?」
シュナイダー「無理かどうかは俺が決める事だ」

相変わらず、いつになく強気な反町に対して、真っ向から勝負を挑むシュナイダー。
彼らがもしもあたるとすれば……決勝トーナメント。
それまでの日数は決して多いとは言えず……シュナイダーの言葉も無謀のように思える。
しかし、その無茶で無謀な言葉も、シュナイダーが呟けば本当にそうなるかもしれない……という気に反町はなった。
少なくとも、カール=ハインツ=シュナイダーという男は、反町に負ける気などは微塵にも無い様子である。

シュナイダー「モリサキら、全日本を倒し……決勝トーナメントではお前たちを倒す。
       そして、優勝という栄冠を手に入れるのは俺たち西ドイツだ」
反町「いや、幻想郷が勝たせてもらう」

視線を交じらせれば、火花が散る反町とシュナイダー。
シュートコントロールという1点だけを集中的に鍛え上げて出来た、幻想郷屈指のストライカー。
ヨーロッパでNo.1と謳われ、間違いなく世代最強クラスの実力を持つ西ドイツの皇帝。
初対面である筈の2人は強く睨み合い……やがて、互いに無言で背を向けて歩き出した。
時計を見れば、既に試合開始10分前……そろそろ自分たちのチームに戻らなければならない時間だったのである。


0ch BBS 2007-01-24