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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】


[85]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 23:28:56 ID:???
立ち振る舞いは紳士的であり、柔和であるヘルナンデス。
しかし、彼の唯一と言える難点は――見た目幼い感じの少女を見た場合、別の意味で紳士的になってしまう事である。
実年齢はさておき、身長は低く華奢な体格をしており、更にはお世辞にもスタイルがいいとは言えないさとりを前にして。
ヘルナンデスが上記のような感想を抱かないという方がまず不可能であり……。
一方でさとりはといえば、ヘルナンデスに強敵として見られていない事実を知り、自嘲するような笑みを隠しながら微笑を浮かべる。

さとり「……それでは。 今日は、いい試合にしましょう」
ヘルナンデス「うん!」
さとり「(フランドール=スカーレットを食い止められれば、反町君や星熊勇儀を止める目も出てくる……。
     今日の試合……目指すは零封です……!)」
ヘルナンデス「(ピエールさえ止めればフランスに攻撃力は無い。 この試合……あっても引き分けだ。 負けは無い!)」
審判「よし……それじゃあ両チームキャプテン、センターサークルへ」
ピエール「はい」
ヘルナンデス「はい」

こうして数々の思惑が交錯する中、ピエールとヘルナンデスはセンターサークルへ。
コイントスの結果、ボールはイタリアが貰う事となり、フランスは陣地を取る。
果たして90分の試合を終えた後、笑うのはどちらになり……そして、泣く事になるのはどちらとなるのだろうか?


0ch BBS 2007-01-24