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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[933]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:38:18 ID:???
ヘルナンデス「偶然でああもピンポイントに僕の苦手なコースに撃ってくるとは思えない。
恐らくは、最初のシュートの時点で僕の苦手なコースを割り出していたんだろう」
反町「!(……わかっていたのか。 まあ……あんな問いかけをしてきたんだし、それも当然……か?)」
ヘルナンデス「だが……要は彼にさえ気を付ければ済む話だ。 彼に撃たせなければ何の問題もない」
言いながら、にやりと笑いゴールネットに突き刺さったボールを拾うと、ヘルナンデスは近くにいたメンバーにそれを投げ。
早く試合を再開するようにと暗にせかす。
これを受けてイタリアメンバーは配置に戻り始め、反町を始めとする幻想郷メンバーも試合再開の為にと戻り始める。
ゴルバテ「お、おいヘルナンデス……本当にあいつ、お前の弱点を見切ってるのかよ……?」
ヘルナンデス「だろうね。 アレはハッタリじゃないよ、確実に彼は僕の苦手コースを読み切っている。
そして、それ以上に恐ろしいのは――そこに正確に蹴りぬける彼のシュートコントロールだ。
はっきり言うと……彼に撃たれては、僕では弾ければ上出来といった所だろう」
バサレロ「そんな……どこに飛んでくるかわかっているのなら、止められるんじゃ……!」
ヘルナンデス「裏をかかれる危険もあるからヤマを張るのは無理だ。
それに、仮にわかっていたとしても止められる自信は無い。 注意するだけで弱点を克服出来るなら苦労しないさ。
だから、とにかく彼には今まで以上に注意をしてくれ……ボールを渡さないよう、撃たせないよう早めにプレスをかけるんだ」
そして、イタリアゴール前では――残っていたDF陣がヘルナンデスの身を案じていた。
ヨーロッパーNo.1キーパー――この世代最高クラスのGKである、ジノ=ヘルナンデス。
彼に、シュートを止められる自信が無いと言われてしまっては、思わず彼らとしても狼狽してしまう。
だが、ヘルナンデスはあくまで冷静に対処をするようにと告げ……。
それから、ふと視線を外して……更に続ける。
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0ch BBS 2007-01-24