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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】


[18]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/26(木) 22:56:49 ID:???
あのガーネフたちの襲撃以来、森崎は中山とまだ会っていない。
何度か見舞いに顔をだそうとしたが、面会を許可されることはなかった。
しかし、こうして海外クラブとの契約の話が進められているということは
彼も自分のようにそこまで『破滅のツボ』よる悪影響が体に残っていないということなのだろう。

片桐「それでは私はこれより先方様に挨拶回りに向かわなければならない。
   君も指示通り今はゆっくりと養生に励むことだ。
   これからのサッカー人生を左右する大事な時期だということを忘れないように」

森崎「はい。分かっていますって」

片桐「それから……あ、いや。なんでもない。とにかく今は大会の疲れを癒すことに集中しろ。
   自分のコンディションを高く保ち続けることもプロ選手としての義務となってくるのだからな」

そう言い残すと片桐の方から電話は切られた。森崎は受話器を置くと一息ついて改めてブレーメンの資料に目を通す。

森崎「(最後になにか言いかけていたな。まぁ、話さないいうことは大したことじゃないんだろう)」

いよいよ形になりつつあるプロサッカー選手としてのスタート。
それは自分の夢である真の世界一のGKの栄誉を勝ち取るための新たな戦いの始まりでもあった。

この日、森崎は一つ歳を重ね20歳を迎えた。
名実ともに『成人』の仲間入りを果たしたことで、森崎の心にも新たな風が吹き荒れる。
その風が希望を運ぶか、それとも挫折を呼びこむのかはまだ誰にも分からなかった――



『幕間編 ワールドユース大会』おわり


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