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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】


[918]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/29(水) 20:26:03 ID:???
会議室にはジェイガンの他にこれまでの訓練で森崎たちに協力してくれた講師の面々が揃っていた。
マルスにシーダ、カイン、ジョルジュ、トーマス、アテナなどの顔ぶれの中に
他の小隊の部隊長に任命されたであろう従騎士たちの姿が見える。
その中には模擬戦でクリスたちを見事破った第九小隊のセシルもいた。

ジェイガン「遅いぞ第七小隊!もう会議の時間は2秒過ぎているぞ!」

森崎とクリスは慌てて席に着くと明日の行軍任務詳しい説明を聞く。

ジェイガン「…ということで、国境に用意してある勲章を受け取り再びこの王宮へと戻ってくることが明日の任務の内容だ。
      できるだけ早く、そして物資を節約した小隊順に高評価をつけていくことになる。
      予め地図を頭の中に叩き込み、近道などを探って少しでも早く帰ってくることが肝となるな」

クリス「う……地図を頭の中に…ですか」

ジェイガンの言葉に引きつった笑いを浮かべるクリス。

森崎「どうしたクリス。なにか不安なことでもあるのか?」

クリス「わ、わたし…昔っから方向音痴というか…迷子になりやすくて。
    最近は慣れましたけど、この王宮に来たばかりの頃はよく城内で迷ってました……」

森崎「…まぁ、自分にこなせないと思う分の仕事は部下に任せるというのも隊長の特権だ。
   きっとそういう細かいマッピングとかはカタリナとかロディが得意としているだろう」

クリス「で、でも…私は第七小隊の部隊長なんです。そんな情けないことを言ってはいられないんじゃ…」

森崎「人に頼ることは情けないことなんかじゃない。自分の弱点を理解して、苦手な部分は仲間にフォローさせてもらう。
   意地になって自分の力だけに固執してもいつか限界は訪れるぞ。そこんとこ、器用に考えるようにしておけよな」

仲間と協力する力の強さをこのアカネイア大陸で学び、身につけてきた森崎はクリスに熱く語る。


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0ch BBS 2007-01-24