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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】


[93]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 00:12:34 ID:???
中山「さすがは名門ケルンの入団テストといったところか」

中山が見たのは自分と同じようにテストを受けるであろう選手たちが溢れかえる広場だった。
自分より一回りもふた回りも体格に優れた屈強な男達がこれでもかというほど並んで立っている。
よく見れば、ワールドユース大会で戦ったことのある選手もチラホラと目に入ってきた。

中山「(あれは確かオランダユースのイスラス…?あっちにいるのはアルゼンチンユースのバビントンだったか…?
   他にもエース級の選手があちこちにいる。こんなメンバーの中、俺が合格できるのか…?)」

これまで森崎に対する後悔の念による後ろ向きな考えでこのドイツまで乗り込んできた中山。
だが、やはり自分は心の根っこからサッカー人なのだろう。
こうして周囲を一流のユースクラスの選手に囲まれれば、否応無く対抗心に火がつきはじめる。

????「お待たせしました。私がこのチームの監督を務めるエレミヤと言うものです」

中山「(女の人が監督…?珍しいチームもあったものだ。でも…きれいな人だなぁ)」

中山たちの目の前に現れたのはとてもサッカーのフィールドとは不釣合いの
司教服に身を包み、ウェーブがかった紫色の髪と柔和な表情が妙な色気を醸しだす美女だった。

エレミヤ「貴方達の力を試させてもらいます。まず手始めに……
     サムスーフ山に巣食う盗賊たち、『サムシアン』を殲滅してもらいましょう」

中山「な、なんだ?サムスーフ山?盗賊?」

まったく聞き覚えのない単語が突然耳の中に飛び込んできた中山は訳がわからず狼狽える。
それを待ってましたと言わんばかりに、チームスタッフと思わしき一人の少女が前へと歩み出てきた。
エレミヤと同じ髪色のその少女は、どこか儚げな表情を浮かべながら中山たちの方を見やる。
ややおどおどとした、挙動不審な仕草が妙に愛らしく思えてしまうのは彼女が俗にいう美少女と呼ばれる存在だからだろう。


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0ch BBS 2007-01-24