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【オーバーラップは】キャプテンEDIT33【GKの華】


[563]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/06/07(火) 02:01:21 ID:???
八田「へっへっへっ、今日はどいつが俺の餌食かね?」

一橋(安宅がやらかした今、鳴紋中を押さえ込めれば俺の名は多いに売れる! やってやる、やってやるぞ!)

六車「……まあ、鳴紋戦が一年で一番燃える試合になるのは、氷潤中の伝統さ。
実際、それだけのことになるだけの歴史は積み重ねてきているからな。お前にも、その一端を担っている自覚はあるだろう?」

大前「まあ、な」

言って、今までの氷潤との因縁に想いを馳せる。
大前にとってほろ苦いデビューとなった一年夏の練習試合。思えばあの一戦が、氷潤中の躍進の始まりだった。
あの試合で大前と長池とにほとんど何もさせなかったことが、敗れたとはいえ氷潤選手たちの自信に繋がったのかもしれない。
県大会では準決勝で大差で敗れたとはいえ、その経験を糧によりサッカーに打ち込み始めた選手が何人もいた。
その年の秋には、大前は逆にその自信を撃ち砕く側に回った。過信は陶冶され、向上心はより純粋に近いものとなる。
昨年の夏には、ついに先代キャプテン六波羅が鳴紋からゴールを奪う。
そして、その六波羅の遺志を継ぐ六車の登場――。

大前「考えてみりゃ、これが最後の氷潤中戦か。色々あったな、お前らとは」

六車「俺には負けたことしか思い浮かばんよ」

大前「ははっ。それは失敬」

大前良の中学サッカーの始まりの相手。それが最後の夏にも変わらず立ち塞がる。
この因縁に、何を思えばいいのだろう?

大前「六車――」


0ch BBS 2007-01-24