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【松山】キャプテン霊夢7【ハード】
[54]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2011/05/30(月) 23:33:06 ID:6pDPYQT+
小田「いやー、負けた負けた。完敗だな」
金田「全く、あんなに強いなんて反則だろ」
加藤「俺なんて何回吹っ飛ばされたことか……」
中川「ま、可愛い女の子達と試合が出来たってことで良しとしようぜ!」
山室「それもそうだな!中学生最後の年に良い思い出が出来たぜ!」
ふらの中学のメンバーは疲労に息を荒くしてこそいたが、どのメンバーの顔からも
それほど悔しいという気持ちはなかった。むしろ、喜んでいるものさえいる始末だ。
松山「(な、なんでだ!何で皆そんなに悔しそうじゃないんだ!
それだけじゃない!俺に対して何も言わないのは何故なんだ!?)」
松山は自分のしてしまったことがどれほどチームに迷惑を掛けたかを理解している。
非難の言葉の一つや二つ覚悟していたのだが、予想に反して誰も何も言わなかった。
別に無視されている訳ではなく、本当に普通に話しかけて来るのである。
それはふらのメンバーが勝敗に余りこだわっていないから、という理由なのだが、
今の松山にとってはそれは真綿で首を締めるようにじわじわと心を蝕んでいった。
いっそ、怒鳴られてののしられた方が、気持ちを切り替えるきっかけに出来て良かった。
藤沢「(松山君……)」
藤沢も、さすがにどう声を掛けて良いのか分からない様子で戸惑っている。
チームワークのふらのと言われ、がっちりと噛み合ってきた歯車は、
確実に狂い始めていた。
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0ch BBS 2007-01-24