※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【さらば】キャプテンEDIT34【氷潤】


[722]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 23:42:46 ID:???
神奈子「むー、観客も実況も好き勝って行ってくれるわね! 私たちがまだシュートの一本も撃たない内から負けると思っちゃって!」

諏訪子「あーうー……私が言っていいことじゃないけど、シュート撃てないまま3失点してちゃ、決まったと思われるってば……」

武居「か、神! おやめ下さい、そのような曇ったお顔は似合いません!」

下原「いあいあ!」

早苗「…………」

再開を待つ早苗の表情は、固い。だが、それは完全な失意を意味してはいなかった。

早苗「……まだです! まだやれますよ!」

宮川「さ、早苗さん?」

唐突に吼えた早苗に、赤口中の選手たちが目を瞬く。
県内王者の鳴紋を相手に3点のビハインド。この重みは早苗自身が選手として優秀であるが故に、痛いほど分かる。
しかし、それで諦めるにはまだ早い。試合はまだ後半30分が残り、選手たちの体力はあり余っている。

早苗「考えても見て下さい。鳴紋中はこの試合、二度の決定機を逃しています。
そして、私たちはシュートチャンスに結びつかなかったとはいえ、複数の角度から鳴紋の中盤を攻め立てています。
この意味することが、分かりますか?」

神奈子「……えーっと、つまりアレ? 要するに――」

諏訪子「分かった。つまり鳴紋中には、あちらこちらから攻められて、疲弊している選手がいるってことだね?
特に守備にも攻撃にも絡んだ雪村とか、あるいは怪我した宇津木とか」

神奈子「――なにィ!? 私が言おうと思ったのに!」


0ch BBS 2007-01-24