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【さらば】キャプテンEDIT34【氷潤】
[724]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2011/07/09(土) 23:45:34 ID:???
比良山「さあ、誰が来る?」
大前「早苗さんか、八坂って人か、それとも下原がゲームメイクか? 意表を突いて武居がボールを運ぶ?」
いずれにせよ、FWの二人が担当するゾーンに入ればボールカットに向かえる。縦ポンなら後ろが対応できるのは先程で証明済み。
それを見越す比良山と大前だが――、
武居「はいっ! 早苗さん!」
早苗「お任せを! さあ……行って下さい!」
大前・比良山「「なにィ!?」」
早苗がボールを持ってパスした相手に、二人は見事に裏を掻かれた。
赤口中の狙いは、神奈子でも武居でもない。このピッチにいながら、ほとんど無視されていた、
赤口の11番「よーし、こいこいっ!」
ウイングの11番。赤口中の攻撃陣の中で、最も能力に劣る選手だった。
実況「東風谷くん、前線へパス! 標的はウイングの11番の選手だ! これは意表を突かれましたが……」
実況も思わず言葉尻を濁す。
ボールが渡ったとして、彼からどう戦局を打開するのか。
だが、鳴紋中としては思わず冷や汗が噴き出る展開だった。
比良山「(まさか、雪村に突っ掛けさせて消耗させる気か!?)ちいっ! 位置的に不利だが、させんっ!」
舌を鳴らしつつ、比良山は早苗のパスをカットに飛んだ。これで止められれば、赤口中の意図は挫けるのだが、果たして――
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0ch BBS 2007-01-24