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【さらば】キャプテンEDIT34【氷潤】


[844]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/14(月) 23:56:26 ID:???
〜ハーフタイム〜

やす子「うーん、やられちゃったわねー」

後半前のハーフタイムミーティングは、そんな気の抜けた声から始まった。

国岡「ああ、本当に盛大なやられ方だなァ。どこぞの誰かがトチって奪われなかったら、今頃4点差だったろうになー。
エースでキャプテンを気取るなら、決めるとこしっかり決めて貰わねえとなあ〜?」

大前「ぬぐぐ……面目無い」

国岡「雪村も、しっかりこぼれ球に詰めておけよな。
ANSとかいうこのフォーメーションの肝は、積極的なプレスで相手の司令塔の無力化することだろ? 足止めるなよ足を」

雪村「ぬぎぎ……わ、分かってるってば」

国岡の嫌味は癇に障るが、言い返してもしょうがなかった。
槍球に上げられた二人は、忸怩たるものを感じながらもミーティングの先を促す為に反論は避けた。
とはいえ、監督である飯地としてはそれだけで済ますわけにはいかない。
彼女は『選手の指導者』であると同時に『学生の指導者』でもある。問題行動に目を瞑る訳にはいかない。

やす子「ま、プレイの雑な所を直すのは当然だけどね……。修正点を指摘するにしても、もうちょっと言い方を考えなさい。
ベンチは観客席の最前列じゃないの。れっきとした戦場の一部! あんまり仲間のモチベーションを殺ぐような言い方は止すこと!
君も三年生なんだから、その辺りの分別はしっかりと付けなさいな」

国岡「なんだよ? 俺は正論を言っただけだぜ、監督」

やす子「正論も時と場合によりけりなんだってば。言っている事が正しくても受け入れられないのは、大抵は言い方に問題があるからなの。
そ・れ・に、今しているのはディベートじゃなくてミーティングよ! そこら辺を間違えないように」


0ch BBS 2007-01-24