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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[153]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/07(木) 02:01:38 ID:CZBFpCgI
山森「……ひっく、ひっく」
白瀬「怖かったでしょ。もう大丈夫だからね」

動かなくなった城山を二階の廊下に放置し、白瀬の部屋に戻り山森を休ませる。

山森「えぐえぐ。いっ糸井先輩にっわっ渡すボールに……ひっく。よっ寄せ書き……。
そっそしたら、か、監督が……はっ裸で……突然……びっくりしちゃって……」

泣きじゃくりながら訪問の経緯を説明する山森。
白瀬も大方見当はついていたが、あの場を収めるには城山を黙らせるのが一番手っ取り早かったのだ。

山森「……どうしよう」
白瀬「……ひとまずボールはボクが預かっておいて、カントクが生き返ったら書かせとくよ。それでいーい?」
山森「こくこく」

ボールを白瀬に預けると山森はウサギの世話をするため登校して行った。
白瀬はそれを見送りながら首をパキポキと鳴らすと

白瀬「……ま。戻ってくるまでには落ち着くでしょ。問題は監督がいつ起きるか、だね」

起きたら騒ぐだろうから、それまで愛車の整備の続きをしていようと白瀬は再び庭へと向かう。
そして小一時間後、目覚めた城山をなだめすかしつつ、寄せ書きを書かせる。
ろくでもない文言を書こうとするのを制し、文章も考えてやる。
こうして、山森が再来するまでの間に

一つのボール、一つの頂点、一つの栄光を追い続ける限り別れなんてイヤでもこないさ

と書かれた寄せ書きボールは完成したのだった。

糸井にパワーアップフラグが立ちました。再登場する時があれば強力な選手になっているはずです。
今日はここまで。明日は8月1週・城山フェイズからスタートです。ふんじゃ、また明日。


0ch BBS 2007-01-24