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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[297]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/07/21(木) 01:43:14 ID:BJtRNISw
D 流石にみんな寝てるだろ。軽く散歩にでも行って来るか
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城山「もう明日になっちゃったしな。みんな寝てるだろう。
どれ、一人で散歩にでも行って来るかね」
よっこらせっと立ち上がり、腰を2回3回とひねり、家を出る。。
階下の白瀬の部屋も電気が消えており、既に寝ているか、留守にしているようだった。
夕方に降った夕立の効果か、夜の町は家より涼しく夏の匂いで溢れている。
それでも歩けば背中に汗が滲み、喉も渇いてくる。
コンビニに寄って涼を取り、店を一巡。懐が寂しいので冷たい飲み物も肌色の割合が高い雑誌も眺めるだけ。
城山「冷たいビール飲みてえなぁ。フェアやってるから1ケース買うと1本おまけがつくのか。いーなー。
……1ケースどころかコーラ1本も買えねえけどな」
レシートしか入っていない財布。そもそも持ち歩く必要がないことに気がつきしょんぼりと肩を落として店を出る。
熱気と高い密度の外気に城山は押し包まれ、背後で閉まる厚自動ドアに遮られた冷気の名残を惜しむのだった。
再び星明りの下、虫の声をBGMに歩き始めると、前方にシャッターの下りたニケが見える。当然明かりも消え今は誰もいない。
昼のにぎやかさを知っているだけに、余計に寂しさが込み上げてくる。
城山「飲む金もないし、店もやってないし。やってる店はオケラじゃは入れないし。向こうの通りまで行ったら帰るか」
水銀灯の光の中でビルの影がおぼろになる。
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0ch BBS 2007-01-24