【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

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【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

[300]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2011/07/22(金) 02:29:45 ID:TBTOemno
>>299　シロは現在充電中ナリよ。バルタンもシーモンス・シーゴラスもメトロンもやっちゃったし。……シルバーブルーメ？

世界中がたぶん嘘だろ→ スペード7 ＝白瀬「あ、カントク。こんな時間にウロウロしてると、職務質問されちゃうよ？」
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日付が変わってしばらく経ち、道行く人の姿もない。町全体が寝静まっているかのようだ。
ヘッドライトが１つ、交差点そ曲がってやってくる。城山と同じく寝つきの悪いのが他にもいるらしい。

城山「流石に美津乃ちゃんじゃないな」

聞こえてくるエンジン音はマーチの爆音ではない。それとは違う次元のアスファルトを削るようなけたたましさ。

城山「美津乃ちゃん以外にこんなうるさいのいるんだな」

とてもバイクとは思えない騒音が通り過ぎるのを耳を押さえながら待つ。
しかし一人暴走族は城山の姿を見とめるとわざわざスピードを落とし、すぐ脇でより爆音を巻き上げて回転を始める。

城山「うわー。すんません。すんません。カンベンしてください」

反射的に謝ってしまう城山。だが、近づかれて見るとなんだか見たことのある形をしていることに気がつく。

城山「ん？このバイクみたいでバイクじゃないのは……」

その車体は前半分だけ見れば確かにバイクの体をなしていた。
だが後ろ半分は無限軌道とか履帯と呼ばれるいわゆるキャタピラになっている。
こんなモノに乗っているのは奇人変人大集合の南葛市でも一人しかいない。

城山「白瀬ー！お前かよっ！」
白瀬「あ、カントク。こんばんは。こんな時間にウロウロしてると職務質問されてしょっ引かれちゃうよ？」
城山「そんなもんに乗ってるお前の方が危ないんじゃないのか？」
白瀬「ちゃんと車検も通ってるし大丈夫だよ。超信地旋回出来るように改造はしたけどさ」

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0ch BBS 2007-01-24