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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[348]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/26(火) 00:57:08 ID:n7FEY8rU
流れるプールを逆送したり、ウォータースライダーを一通り滑ったり、売店まで朝比奈をパシらせたり
およそプールで出来ることは満喫した城山はプールサイドにトドの如く転がり、いまだはしゃぎ続ける子供たちを見ていた。

城山「……美津乃ちゃんもタフだよな。まだ遊んでるよ。おっ今度はブレーンバスターだ」

視線の先では山森が水面から上下逆さまに持ち上げられ、そのまま後方へ放り投げられている。
岡部も何度か宙を飛んでいるし、白鳥も先ほどプールサイドでさんざっぱら胸を揉まれて困っていた。

瀬名「監督〜。もー泳がないのー?」

美津乃の魔の手を逃れた瀬名が城山の元まで泳いでくる。
今日はいつも背中に流している黒髪を、まとめてアップにしているので普段より少し大人っぽく見える。

城山「あ〜。瀬名か。おらぁ疲れたよ。少し眠ってもいいか?」
瀬名「監督は別に絵を描いたりしてないでしょ?もうちょっと泳ごうよ」

瀬名は水を滴らせながら城山のすぐ横まで這い上がって来ると手を取ってプールへと誘う。
手を引かれプールに連れられる途中あいている方の手を瀬名の頭に置いて制止すると、そうっとプールの水面に足を置く。

城山「待て待て。今、プールにいたアメンボ見て思いついたんだよ。
右足が沈む前に、左足を……っ!」

言い終わる前に水底に沈む城山。

瀬名「監督。そんなスピードじゃダメだよ。もっと速くやらなきゃ」

ちっちっちと瀬名は指を振ると、軽く助走をつけてチャレンジする。

瀬名「右足が沈む前に左足をーっ!きゃーっ!」

口ほどにも無く後を追うように水没する。


0ch BBS 2007-01-24