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1- レス

【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[362]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/07/28(木) 02:17:49 ID:9Ixxzgwc
次々とプールサイドから入水していく子供たち。
それを対岸から眺める人影が2つ。

秋津媛「……あやつらは何をしておるのじゃ?」
レナ(河童)「どうやら水の上を歩こうとしているようです」
秋津媛「……なるほどな。城山とその一党の考えそうなことじゃ」

水神の力の一端を見せ手本を示さんばかりにすいっと水面の上に降り立つ秋津媛。

レナ「媛様。今我々は人には見えませんから」
秋津媛「そうじゃったな」

ふわりと姿勢を変えると宙で足を組み、水しぶきを上げて次から次へと水没していく子供たちを眺める。
2人ほど大きいのが混ざっているが。

秋津媛「まるでレミングじゃな」
レナ「増えすぎちゃったんですね」
葛西「レミングは集団自殺しませんよ。ちゃんと泳げますし。確かに海に落ちて死ぬ個体はいますけど。
突然増えて、移動し始めると一部の群れは川へ入っていくので誤解されたんだと思います。
昔は雲から生まれるとかまで言われたくらいですから」

しれッとした顔で神様とその従者の会話に参加している葛西。

秋津媛「……そ、そうじゃったのか。それは我も知らなんだ」
レナ「……な、なるほど……」

その後も一頻りレミングに対する薀蓄を垂れると葛西は自分の群れへと帰っていった。




0ch BBS 2007-01-24