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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[467]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/04(日) 02:25:33 ID:pJkAp2NI
城山「……んが?」

目が覚めるとまず視界に天井から吊るされた蛍光灯が入ってきた。
普通の家のものとは違うシャンデリア風の品のいいものだ。そんなものが吊られているところといえば、

城山「……クリスさんの教会……か」

気を失っている間にエニウェアから南葛市に戻ってきたようだ。
いつものようにクリスの教会の応接室。その床に転がされていることが、背中に伝わる絨毯の感触でわかった。
意識がはっきりしてくると腹部にも違和感というより圧迫感を感じる。目を向ければ、美津乃が足で自分の腹を踏んでいた。

美津乃「……やっと起きた?もうちょっと遅かったら頭踏むとこだったよ?」

こちらへ戻ってきてもご機嫌は斜めになったままの美津乃は、最後にぐりんっと踏みつけてから足をどけた。

城山「ごふっ!」(相変わらずスカート捌きが雑だよなぁ。中が丸見えだ。上と同じ水色、か)

ニヤリと笑いゆっくり身体を起こす城山。
それを待ってクリスが口を開いた。

クリス「……今回はメタ的なトラブルがあったため探索が打ち切りになりました。次回はきちんと進行するはずです」

メタな通告をすると紅茶をティーカップに注ぐ。
アッサムの香りが応接室に広がり、一同の心に束の間の安寧をもたらす。

美津乃「そうだ。一応ルドルフから次元石貰っておいたから」

知らないところでもそつのない仕事をこなしていた美津乃がぽっけから次元石を取り出す。


0ch BBS 2007-01-24