【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

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【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

[652]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2011/09/12(月) 00:49:39 ID:xPahfPuM
B　まずは美津乃ちゃんに借金返しに行くか　１２．５Ｋ
城山の所持金６３６．５Ｋ
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城山「……まずは借金を返すとするか。今のところ催促されてないけど、時間がたつと利子がつきそうだ。
トイチの複利とか恐ろしい奴が」

脳裏に浮かんだ美津乃の顔が魔女のような笑みを浮かべた。

城山「おお、こわ」

勝手に想像しておいて、背筋に冷たいものを感じる城山。

城山「それでもいっぺんに返すと大金を手に入れたことに感ずかれそうだし……１２．５Ｋにしとくか。
これくらいならパチンコで勝ったとかなんとか、誤魔化せるだろ。あとは……」

念には念を入れてジャンプしてみろと言われたときのために小銭を靴下に挟み、
借金を返して財布が空っぽという事態を避けるために５０Ｋだけ残しておく。
元々の所持金が３７Ｋあったのでこれ位なら不自然ではないだろう。
選り分けた残りの札はパンツに挟み込んでおくことにする。まさかパンツまで剥ぎ取られる事態にはならないだろう。
もし、なるとしたらそれはそれで一大事である。

城山「……これだけあると、ホント、色々出来るよな。旅行とか」

滅多に城山は南葛市から出ない。出る用事もなければ、出たいとも思わない。

城山「そういや、春に東京も行きぞびれたんだよな」

それでもたまには遠出するのもいいかもしれないな、と思うこともある。
そんなことを考えているうちにニケへと到着する。

城山「ちわー。美津乃ちゃんいるー？」

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0ch BBS 2007-01-24