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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[679]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:56:14 ID:vTFs5j+6
新平「……てな感じの話です」
城山「……なんてーか。チビのときから変わらないんだな」
新平「三つ子の魂百までって言いますからね。その後も何かと引きずりまわされ続けてます。今日もホントはゼミの日なんです」
城山「あー。そいつはご愁傷様」

もう慣れっこですと缶コーヒーを口に運ぶ新平。

新平「他にはなにかあります?」
城山「んー。胸のサイズ。カップっていうの?」
新平「姉ちゃんの下着なんかちゃんと見たことも尋ねたこともないから正確なとこはわかりませんが、想像通りだと思いますよ」
城山「脱いだらすごかったりしないの?」

その問いに新平は答えることなく静かに首を振るだけだった。

城山「んじゃあ、ここだけの秘密とかってないの?」
新平「ここだけの秘密……ですか……」

あいまいな質問に缶コーヒーのプルタブをいじりながら視線を宙に泳がせ、思案する新平。

新平「そうですね。秘密っていうかなんてーか。姉ちゃん、城山さんが来るの楽しみにしてますよ。いつも」
城山「いつも?」
新平「んー。正確には来ない予定の時ですかね。いや、バイトに来るときとかも楽しみは楽しみなんでしょうけど、
今日みたいに来る予定じゃない時によく、シロちゃんこないかなー、とか、シロちゃんなにやってんのかね、とか言ってますよ」
城山「…………」

思わぬ言葉に城山も何を言っていいのかわからず、押し黙ってしまう。

新平「姉ちゃん、あー見えて結構寂しがり屋で悲観的なんですよ。
……だから、もっと構ってやってください。そしたら喜びますから」




0ch BBS 2007-01-24