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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[708]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/09/20(火) 22:53:49 ID:53+/wzbc
8月2週・ニケフェイズ
夏も盛りを過ぎ、海には海月がチラホラ見え始め、海水浴も下火になり始めている。
いまだプールは盛況だが、夏休みが終わりに近づくにつれ、水遊びをする子供は減っていくだろう。
ここまで順調だった水着や浮き輪をはじめとした水遊びグッズの売り上げもこのままというわけにはいかないだろう。
美津乃「むー。早めにスポーツの秋を打ち出すかなぁ。白瀬が言うには季節をちょっと先取りするのがいいらしいけどねぇ。
そのちょっとがいつなのかがわかんなきゃ意味ないんだよねぇ」
鼻の下にボールペンを挟み椅子の限界まで背もたれに身体を預ける。
もうすぐ偵察に出した新平が帰ってくる頃だ。どういうわけだか最近よく店を手伝いにくるようになった。
人件費がかかるわけではないし、ありがたいのはありがたいのだが、なにか不純なものを感じる。
美津乃「アレもそろそろ色気づいてきたかなぁ」
己のピンクさ加減を棚に上げ、弟の成長をうれしさ半分さみしさ半分でかみしめる。
そうこうしている内に新平が戻ってくる。さほど広くもない店内をきょろきょろ見回して、何を探しているのやら。
新平「ただいまー。偵察してきたぞー」
美津乃「んで、首尾は?」
新平「ん?ああ。今週は――」
お目当てのモノは見つからなかったのか、肩を落としながら新平が報告を始める。
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0ch BBS 2007-01-24