【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

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【2年目に】城山正の挑戦２２【続く】

[734]城山正＠出先：2011/09/25(日) 17:13:17 ID:r8t6KXCQ
>>733　丁度おあつらえ向きに粉砕バットが陳列してありますからね。
教師「このバットください」
美津乃「はーい。まいどありがとうございまーす」
教師「あ゛～っっ！妖怪・学校指定っ！！」
美津乃「シャリバーンクラッシュッ！！」

西が丘小学区域の豆腐屋→ クラブ9 ＝無念の定休日
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町内をぐるり一周し、やっとみつけた豆腐店。
路上駐車すると２秒で駐禁を切られるので、手近なコインパーキングに車を停め、自らの足で小走りに向う。

美津乃（何丁買おうかな？冷や奴に、麻婆に、揚出し。４丁、８丁、１２丁……？シロちゃんにも買ったげるか。
市内だから旅もしないし、お水だっていい。なんつったって水神様がいる程の水だもんね。
これで美味しくないはずがない）

小走りがいつの間にやらスキップへに変わり、鼻歌なんぞ出始めたころ店へと到着する。

改めて見る豆腐屋は佇まいからして只者ではない。
年季の入った風格を醸し出す店の作りは、いやがうえにも期待を高め、
そして冷たく常世と現世を隔てるかのように降ろされたシャッターと、その中央に黒々と達筆で書かれた
『本日定休日』の張り紙が美津乃を失意のズンドコに叩き落とした。

美津乃「あーんーまーりーだー！！」

店の前で膝をつき、地面を叩いて悔しがる美津乃。
ライバル店には押され、営業に行けば石もて追われ、リアバンパーはこすり、買い物に来てみれば定休日。

美津乃「……今日は厄日だ。天中殺だ。こんな日はお家帰ってお布団かぶって、寝よぅ」

しょんぼりと肩を落として愛車へと踵を返す。
気持ちと比例するようにマーチはいつになく大人しい走行で帰路についた。
店のカギを持たない城山を残して。

前次写

0ch BBS 2007-01-24