※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[880]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/10/10(月) 23:17:02 ID:bxssThB6
チェストの中身→ 4 + 3 =500ガバス
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
飛び散ったチェスとの破片をより分け、中身だったであろうものを探し続ける5人。
不毛とも思われる作業を続けること数分。
島崎「……あんな爆発して中身なんか残ってるんですか?」
城山「まあ何度も言ってるが何でもアリな世界だからな。無傷の氷の彫像が出てきても不思議じゃないんだ」
チナ「……あった!ガバス硬貨いっぱい!」
探し当てたのはピノ。盗賊の面目躍如である。
ビニールに包まれた棒の様になった10ガバス硬貨が50枚、某猫型ロボットのごとく突き上げられた手には握られている。
美津乃「……銀行で両替した時にもらう棒金みたい」
あのチェスとの大きさに対して、棒金一本のはずがないと、一同目を皿の様にしてフロアを探した。
小一時間ほどもフロアの床をはいつくばっていたが、
城山「……もう、あきらめようぜ。来た時よりも綺麗になってるぞこの辺」
腰を叩きながら城山が作業の中止を提案する。流石に中腰での長時間の作業は堪えたようだ。
チナ「……終わりましたか?」
チナが読んでいた本から目を上げながら、問いかける。
右手の中の読了済みの頁の様子からかなり前から捜索を自主的に終了していたようだ。
チナ「……それでは5階へと参りますか」
パタンと本を閉じ自分の荷物のサイドポケットにねじ込むと立ち上がった。
城山「何読んでるのかと思ったら『ドグラ・マグラ』かよ。気が違っても知らねえぞ」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24