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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】


[984]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/25(火) 01:57:01 ID:pP5FF1gs
城山の工業基礎→ クラブ4 =不意に抵抗が弱くなった。見る見るナットが緩んでいく!
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城山「ふんぬぬぬうぅぅぅ……っっ!!」

歯を食いしばり両の腕に力をこめつつ、手ごたえに神経を集中し、ナットの角をこそいでしまわないように細心の注意を払う。
ビクともしなかったナットが不意に30度ばかり回転する。
それを境にスパナはすいすい動くようになり、やがてポロリと落ちてくる。

白瀬「おおー。やるじゃんカントク」
城山「ざっとこんなもんよ。伊達にチビの頃家中の時計をバラバラにしてねえぜ」
白瀬「ははは。ちっちゃい時はみんなやるよね。ありがと。これだけ外れれば後は簡単だから。
その辺に トマトジュース があるからそれ飲んで待ってて」

そう言うと次の工具を取り出し作業を再開する。
横で見ていても何がどうなっているのか理解できないので、言われたとおりに既にぬるくなってしまった飲み物に手をつける。

城山「あ。間接キス」
白瀬「んー?中学生じゃないんだからそんなことでドキドキしちゃダメだよー。あ、ボクも飲むから全部飲まないでよ?」

間接キスなどまるで気にせず作業を続ける白瀬。

城山「そんな言い方されるとドキドキするのも馬鹿馬鹿しくなるな」

肩をすくめるとドリンクに口をつける。
程なく白瀬の作業も終わり、油まみれになった顔で城山の下へやってくる。

白瀬「んぐ。んぐ。ん……。ヒドイ。ちょっぴりしか残ってない」
城山「最初っからちょっぴりしか入ってなかったぞ。この暑いのに残してあっただけありがたいと思えよ」
白瀬「んじゃ、カントクも喉渇いてるんだし、お茶でも行こうか?」

白瀬はニヤリと笑いながら問いかけてくる。どうやらここまで織り込み済みだったようだ。



0ch BBS 2007-01-24